「カッツェル警部補は何かある?愚痴」

「…」

「巡査たちのコーヒー休憩が多すぎる」

「…それだったら、僕のせいだね」

「…」

「いつでも来てよって言ったから」

 ニコッと笑うラス。

「それは、彼らの問題であって君のせいではない。
君は彼らに対して商売をしているんだ、その客に対して再度来店を促す台詞を言うのは犯罪でも無ければ詐欺でもない」

 フーと、煙を吐く。
 白い、煙草独特の臭いがする煙が空気中に飛散して消えていく。




「うぅーん…そういう考えで言ったわけではないんだけどな…」




 曖昧な微笑みをするラスがいた。




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