「碧いですねー…これほど碧いと、なんか……飛べるんじゃないかと錯覚しそうですねー」


「お前がそんな事を言うのは珍しいな」


「年相応な事を言っていると思いますよ」


「……。僉刀君って、何歳なんですか?」


「…わかりません?」
「…わかんないのか?」


「…なんで二人でハモるんですか」


「年相応な顔だと思うぞ」


「まぁ……人にはよく年を言うと驚かれますけど…この人だけですよ。私の年を聞いて驚かなかったのは」


「で、何歳なんですか?」



 カサカサカサカサ



「……」


「……」


「耳貸してください」



 ゴニョゴニョゴニョゴニョ



「!!!!」


「本当ですか?」


「自分の年を偽って何の意味があるんですか」


「そんなに驚く事か?」


「驚くもなにも…私はてっきり」
「山南さん。約束は守ってください」


「なんだ、山南さんにも言ったのか?」


「私の年を知っている人には言っている事です」


「そうなんですか…そんなに嫌なんですか?」


「嫌ってよりは、そういう風に見られてると分かってるから逆にからかわれるのが嫌なんです」


「結局やなんじゃねーかよ」


「そこ、うるさい」


「上司に向かってその言い方はなんだ」


「たまにはいいじゃないですか。たまには」


「仲良いですね」


「「どこが!?」」


「そういうところが」

 というのは言わなかったとか。




年齢