ピシャーン!!!ゴロゴロゴロ。

 と、カタカナが似合う落雷の音が江戸の町に響いていた。
壬生浪士組の屯所にも例外なく響いている。

 ピシャーン!!!

「ひゃ!!!」

 落雷な音と共に短い悲鳴の様な声がした。

「おっと!!」

 よろけた山南を後ろにいた土方が支えた。

「ひ、土方君!?…す、すみません!!」

 慌てて体制を立て直して土方から体を離し、足早にその場からいなくなった。

「…」

 その場に残された土方は、つい今さっきまで山南の体を支えた手を見る。

 …。

 あいつの体…女みたいに細かったな…。

 そんな事を思う土方であった。



想い始め