夕方。
山南の家にて。


「おぉーい、白菜買ってきたぞぉー」

「あ、お疲れ様」

「・・・」

 そこには、知らない男がいた。ぱっと見は、山南に似ているが、髪形が違う。それに、雰囲気も。

「兄さん!!何勝手に出てんですか!!あ、土方君、お疲れ様です。そこに白菜おいといてください。お風呂はってますよ」

 と、言うだけ言ってまた台所へと戻っていった。

「あぁ・・・わかった・・・。で、おたくさんは誰ですか?」

「あ、自己紹介がまだだったね。私はこういうものです」

 と、スーツの上着の胸ポケットから名詞入れをだし、一枚取って土方へと差し出した。

「・・・山南って・・・山南の兄さん?!」

 そこには潟Cースカンパニー 代表取締役常務 山南 宗助と書いてある。

「あぁ、敬助の兄だ。よろしくな、土方 歳三君」

「はぁ・・・よろしく」

「宗助からは聞いていただが、案外良い子じゃないか」

「はい?」

「あいつが、やたらかまってくる煩い男子生徒がいるって聞いていたが、どうやら君の事らしい」

「あははは・・・あいつ、何か言ってましたか?」

「いいや、他には何も言ってないよ。土方君、これからも敬助の友達でいてくれるかな?」

「え・・・そりゃぁーあっちが嫌でなければ」

「大丈夫だ。あいつなら嫌がってないよ」

「はぁ・・・」

「敬助、兄さんはこれで失礼するよ!」

「晩御飯はいいんですか?」

「二人の邪魔をするほどKYな兄ではないよ」

「な!!兄さん何を言ってるんですか?!」

「土方君、後はよろしく!」

 そう言って兄は去っていった。



補足説明
長男:宗助
次男:敬助
三男:敬斗
って感じで、私の山南家の兄弟はこんな感じ。
宗助兄さんは敬助よりも10歳年上です。敬斗は、敬助よりも3歳年下です。



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