教室にて。


「使えるものなら何でも使う、それがたとえ、山南さんでも」

 っと、言い出したのは前の席にいる土方だった。

「私にそんなこと言って、なんになるんですか?逆に、言わない方がよかったのでは?」

「そうだよな・・・あ、あんたなら話てもいいかなって思ったからかな?」

「・・・」

「ま、聞き流してくれよ。山南さん」

「それは・・・」

 黙って聞いていた山南が口を開いた。

「私の事を信頼してるって事ですか?」

「!・・・そうかもしんねぇーな」

 予想していなかった事を言われて驚いたが、山南の言いに賛成した。

「そうですか・・・」

「何かしたのかのよ?山南さ」

「そのさん付け、やめてもらえませんか?」

「は?」

「私の事は、山南でいいですよ。私は君の事を今まで通りの土方君って呼びますんで」

 いいですよね?っと聞かれれば、素直にうなずくしかない。

「なら、私は先生に呼ばれてるんで後ほど」

 そう言い、山南は教室から出て行った。

「・・・」

 その場に一人残された土方はポカンんとしながらも

「これって・・・山南との仲が一歩近づいたって事でいんだよな?」

 と、思っていた。




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